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「油脂分をなるべく摂らないように心掛ける」というのは、ダイエッターの最低ルール。しかし、揚げ物やスナック菓子類、炒め物など、油脂分タップリの食べ物は、まったりとコクがあって、食べごたえも充分だし、何よりも食欲をソソるものだ。そんな魅力的なモノを食べられないなんて、残酷すぎる・・・。でも、嘆かないで!⇒ダイエット食品、ダイエットレシピ(ダイエットメニュー)
実は、ダイエットのメニューに、“高カロリーで油脂分たっぷり”というイメージのナッツ類が効果的だというのだ。米・ハーバード大で、ナッツ類など"不飽和脂肪酸"を導入したダイエット食の実験をした報告がある。実験には、ナッツやオリーブオイルなどの(不飽和脂肪酸の多い)食事を摂るグループ(A組)と、低カロリーに計算された食事を摂るグループ(B組)に分け、半年間試した。ちなみに、毎食のメニューはどちらも女子1200カロリー、男子1500カロリーで計算している。その結果は、どちらも平均して5kg減量したが、A組のほうが減量した人が多いだけでなく、リバウンドもほとんどナシ&血圧も低下したというのだ。さらに、実験から1年後の追加調査で、A組は低カロリーのプレッツェルやクッキーの代わりにナッツを食べ続けており、さらにオリーブオイルを使ったドレッシングでたくさんサラダを食べる食事を心掛けるようになっていた。また、全体的に見て毎日の食事バランスが良くなった、という報告もあった。油脂分を摂っても、痩せられるしリバウドもないなんてすごい。
素人目からみれば、B組のほうがダイエットに向いていると思っていたが…。どうも、ナッツやオリーブオイルに含まれる、不飽和脂肪酸がダイエットに影響を及ぼしているようだ。
ちなみに、ナッツ類にはカルシウムや良質な植物性油脂、ビタミンEのほか、ミネラル分を多く含んだものが多い。たとえば、ナッツ類の代表格・アーモンドは食物繊維が豊富で、植物性たんぱく質、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛、マグネシウムなどが含まれ、しかもノーコレステロールだ。これらを見ると、市販のサプリメントによくある成分がたくさん含まれていて、いかに栄養豊富なものかがわかる。それに、カリカリとよく噛まなくてはいけないため、満腹中枢を刺激しやすいのかもしれない。
また、不飽和脂肪酸は魚や植物油に多く含まれるもので、主にコレステロールを低下させる働きがある。ナッツやオリーブオイルには不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸は、脳の機能をアップしたり、細胞膜や生理活性物質の材料として欠かせないもののようだ。
このように、高カロリーと敬遠されてきたナッツが、いかにダイエットにふさわしい食品なのかがわかったと思う。しかし、注意しておきたいのは、食べ過ぎは太る、ということだ。上記の実験のように、食事の量やカロリーを減らしてナッツをメニューに加えるとか、いつも間食に食べているお菓子をナッツに変えるなど工夫してみよう。また、油脂の多いメニューには、不飽和脂肪酸(リノール酸・オレイン酸)を含んだものを使うようにしよう。(ダイエット通信)
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