【脱水の分類】
■ 低張性脱水
下痢・嘔吐などにより水分の喪失以上に電解質の喪失が著しい状態で、血漿中の電解質濃度および血漿浸透圧の低下を伴う。
発熱や口渇感を伴いにくく、皮膚・粘膜の乾燥も少ない。全身倦怠感や眠気がみられ、手足は冷たく脈拍が弱くなる。主に細胞外液(循環血液量)の減少による症状である。
血清ナトリウム濃度140mEq/l以下、血清クロール濃度110mEq/l以下が目安となる。
■等張性脱水
等張液の喪失による脱水。
■高張性脱水
発汗の亢進、水分摂取の極端な低下などにより、専ら水分が不足した状態である。
発熱と著しい口渇感を伴い、口腔などの粘膜が乾燥する。意識は保たれるが不隠・興奮の状態となる。手足は冷たくならず、脈拍もしっかりと触れる。
血清ナトリウム濃度150mEq/l以上、血清クロール濃度110mEq/l以上が目安となる。
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