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【筋線維】muscle fiber

  カタチはサイコロ状か球体で、その真ん中あたりに核がぽつんと1個ある。細胞と聞くと、そんなモノを何となく想像してしまう。まあカラダの細胞の大半はそんな感じなのだが、同じ細胞でも似ても似つかぬものがある。それが、筋肉を構成する筋細胞だ。筋細胞は筋線維と呼ばれることが多いけれど、それは直径が0.1mmほどしかないのに、長さは長いもので十数cmにも達するファイバー状の細胞だから。しかも、そこには多数の細胞核を含み、その一本一本には、毛細血管が絡む。
 筋線維が多核細胞なのは、成長する過程でたくさんの細胞が合体してできたからだと考えられる。同じことは、実は大人になってからも起こる。筋線維のまわりにはサテライト細胞という細胞が潜んでいて、運動の刺激でにわかに成長して筋線維に融合するのだ。これが筋肥大のメカニズムである。
 筋線維は寄せ集まり、筋束というユニットを作る。さらに筋束が集まって筋上膜に包まれて、いわゆる筋肉となる。筋線維は筋原線維という収縮装置をたくさん持ち、運動神経の刺激で一斉に収縮させることで関節を動かしている。

 細長くて多核で、収縮装置を持つ。
筋肉は筋線維の集まり。筋線維は筋鞘という膜に包まれた細長い多核細胞で、中には筋原線維という収縮装置を1,000本以上含んでいる。ミトコンドリアもたくさん入っていて、ここで血液で運ばれた栄養素を元に、筋原線維の収縮に必要なエネルギーを作り出している。
骨格筋
(画像:Wikimediaより)

骨格筋


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【関連ページ】
【速筋線維】fast twitch muscle fiber
【遅筋線維】slow twitch muscle fiber
【サテライト細胞】satelite cell
【ミトコンドリア】mitochondria , mitochondrion


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