アークレイ(株)(本社京都府京都市、土井茂社長)は、温州みかんに含まれる“β−クリプトキサンチン”が脂肪細胞の肥大を抑制し、脂質合成を抑えることを見出し、メタボリックシンドローム予防に効果的であることを確認。この研究成果を、10月19〜20日に開催された「第28回日本肥満学会」において発表した。この研究は、京都大学大学院農学研究科・河田照雄教授、(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所・矢野昌充上席研究員との共同研究による。
同社は、“β−クリプトキサンチン”を高含有した温州みかんエキス「クリプトベータ」の販売を行っており、研究を重ねてきた。
発表では、“β−クリプトキサンチン”による核内受容体“PPAR−γ”(活性化すると白色脂肪細胞を増やす)に対するアンタゴニスト作用(抑制作用)を明らかにすると共に、DNAアレイを用いた脂質生成及び中性脂肪合成に関する遺伝子発現量の減少を見出した。
また、同社では、「クリプトベータ」を用いてメタボリックシンドローム予備軍に対するヒト臨床試験を実施、脂質代謝改善効果を確認したため、11月27〜28日、研究成果を農水省主催の「アグリビジネス創出フェア2007」(東京国際フォーラム)で発表する予定だ。
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