「眠れる森の美女」はもともと、たいそう太った女性だったに違いない−しかし、100年の眠りから覚めると肥満が解消し、美しい姿に生まれ変わっていた―。
米国のブログ「Froodee」で紹介されているフランスの研究結果にもとづき、名作童話「眠れる森の美女」もこう書き換えられるようになるかもしれない。長時間の睡眠には、肥満を解消する可能性があるという…。
研究チームは、7か国でさまざまな人種を対象に30の調査を実施。成人、子どもの区別なく、睡眠不足と肥満には関係性がみられることを明らかにした。
研究を行ったINSERM(フランス国立医学研究機構)の神経学者Karine Spiegel氏は、「睡眠時間を増加させることが、理想的なダイエット方法になるかもしれない」と述べている。
夜寝ている間には、2つの重要なホルモンが分泌される。「グレリン」と「レプチン」だ。
グレリンは空腹を感じさせ、新陳代謝や体の脂肪燃焼能力を低下させるホルモン。一方、脂肪組織から分泌されるレプチンは、脂肪分の蓄積を調節するタンパク質ホルモンだ。
「(4 時間の睡眠が2日続くなど)睡眠時間が短いと、食欲を抑えるレプチンが18パーセント減少し、食欲増進の原因となるグレリンが28パーセント増加します」とSpiegel氏は説明する。その結果、ポテトチップスやビスケット、ケーキ、ピーナツなど、脂肪分や糖分の高い食べ物を求めてしまうのだという。
睡眠不足は食欲を23ー24パーセント増やし、1日あたり350ー500キロカロリーの余分な熱量摂取にもつながるという。
次々に新製品が発売されるエクササイズ・マシンや断食、サプリメント、脂肪吸引などを忘れ、「眠れる森の美女」になってみては?と勧める筆者。そうすれば、ハンサムな王子様のキスで目覚められるかも?(Web-Tab)
睡眠時間が短くなるとストレスホルモンのコルチゾールの分泌量が増加し、免疫力の低下、慢性疲労、食欲増進などがおきてしまいます。正しい睡眠をとり、ストレスを増やさないこともダイエットには重要なポイントなのでしょう。
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